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2011年3月

大地震被害は国力に対してあまりにも大き過ぎる

衝撃的な大規模地震とその後の想定を絶する津波で,広範囲に及んだ被害は,残る国力で救済するにはあまりにも規模が大きすぎる。

加えて,マグニチュード7クラスも予想される余震は広範囲で続き,福島第1原子力発電所のメルトダウンの危険も迫る。原子炉のメルトダウンを防ぐ処方箋はどこにもなく,海水注入等の対症療法の終わりのない苦闘が続く。

関東圏の被害は比較的軽微でも,自動車産業を例にするまでもなく,部品工場がひとつでも止まれば操業はできず,輪をかけて,ガソリンをはじめとした石油製品不足,電力の大幅な供給抑制,高速道路の深刻な損傷による物流の混乱などで,地震を発端として,経済の大幅かつ急激な収縮が進み,物不足で生産できない部分も含め,設備や人員の過剰,販売機会の喪失は,確実に企業の体力を蝕む。

経済の復興には大規模な復興予算が必要であるが,財政赤字に苦しむ,少子高齢化の日本で,果たして負担が可能なのか。

東京市場は一気に暴落したが,まだ底値とは思えず,底値に達した後も当分は浮上できまい。唯一の救世主は急激な円安であるが,その円安も円資金確保のためのドル売り,円買いで,とりあえずは円高に動くという皮肉である。

亡くなられた方,罹災されて方はお気の毒であるが,避難されている方の数も多過ぎる。余震が収まっても,地盤が沈降し,建物の跡形もなくなった土地での早期の再建は難しく,各地の負担は大きいが全国への分散収容を早く考えないと,今度は避難民が破綻する。被災地の避難施設でおにぎりとペットボトルで,毛布に包まっているだけでは長い日数は耐えられないし,支援者も到底支援しきれない。

疲労困憊しながらも必死に対策を進める管首相,枝野官房長官ほか,民主党政府に託された使命はあまりにも重い。

企業業績の大幅悪化を織り込めば、日経平均の下値は9,000円、メルトダウンによる未曾有の被害があれば、未知の領域であり、8,000円あるいはそれ以下か。

大地震の影響もあり、しばらく更新は休みます。

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中国貿易統計悪化で警戒強まり急続落

10日の日経平均は155円安、値上がり158銘柄、値下がり1,436銘柄と、全面安で急続落。NY市場は小反落でしたが、日経平均は寄り付きから安く、中国の貿易統計が予想に反して赤字となったことから一段安。

明日がSQで裁定解消売りが出たとの観測があるものの、相場は下抜け、75日移動平均線に接触し、いよいよ下値模索の様相を呈してきました。こうなると、1万円割れの声も聞こえてきます。

1月末に日経平均が窓を開けて下離れたときは、その後の順調な上昇となりましたが、今回はどうなるか。中東情勢への警戒から、中東諸国の政府系ファンドが資金を引き揚げているという見方もあるようです。

原油は高止まりで、先が見えません。

明日の参考銘柄はありません。

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海外高好感で急反発も、中東情勢が気になり尻すぼみ

9日の日経平均は64円高、値上がり875銘柄、値下がり584銘柄と、NY市場が大幅反発となったことを受け、一時は1万600円台を回復する場面があったものの、尻すぼみに。

原油高の一服、NY市場の上昇でも、中東の情勢が一変したわけでもなく、ガソリン価格の急上昇として原油高が身近にもひしひしと迫ってきています。

朝方は1月の機械受注統計が市場予想を上回って2ヶ月連続で増加したこともあって、買いが優勢でしたが、その後は、11日には株価指数先物・オプション3月物のSQ算出も控えており、戻り待ちの売りが増え、様子見気分が強まりました。

米サンドイッチ大手サブウェイの世界店舗数が、ファストフード最大手の米マクドナルドを抜いたとの報道がありましたが、スケールは大分小さくなりますが、少し前に100円寿司トップの「カッパ寿司」が「スシロー」に売上高で抜かれたとの記事があったことを思い出しました。

近くに両方の店舗が道路を挟んで出店している場所があります。「カッパ寿司」は平日90円で一時は客寄せに成功しましたが、鮮度や味で地道に勝負した「スシロー」に軍配が上がったようです。

食べてみると、確かに「スシロー」は値引きはしませんが、ネタが大きく、旨い。片や「カッパ寿司」は、90円でも利益が出るようにネタを落としているようにも見えてきます。私も含め客は正直で、「スシロー」が繁盛しているようです。

明日の参考銘柄は、
3010    価値開発
5105    東洋ゴム工業
8014    蝶理
8074    ユアサ商事
8202    ラオックス

価値開発は、売り禁です。

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日経平均上昇も、TOPIX続落で地合いは弱い

8日の日経平均は20円高と高いが、TOPIXは続落、値上がり539銘柄、値下がり927銘柄と、全体は安い。海外は原油高、国内は政治の混乱と、買い材料もない中、戻りの鈍さも嫌気。

日経平均が高いのは、ファーストリテイリング(9983)、京セラ(6971)など値がさ株の一部に買いが入ったため、逆にTOPIXの下落は銀行株の下げが重荷で、相場が下値を窺っている状況は依然として変わりません。

日立製作所(6501)がハードディスク駆動装置事業を米大手に売却すると発表し、事業構造改革の加速を期待した買いを集めて4日続伸。IBMから事業を買収した時の倍の価格で売却ができるそうです。ハードディスクメーカーの寡占化がさらに進みます。

国内株の軟調の地合いを他所に、アジア株は全面高。

明日の参考銘柄は、
1821    三井住友建設
3106    クラボウ
3431    宮地エンジニアリンググループ
3529    アツギ
4461    第一工業製薬
4614    トウペ
5606    旭テック
6791    日本コロムビア
8074    ユアサ商事
8803    平和不動産
8835    太平洋興発

日替わりで低位の株が踊っています。

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原油高に政治混乱が加わり、海外安を上回る急反落

7日の日経平均は188円安、値上がり216銘柄、値下がり1,376銘柄と8割を超える銘柄が下げ、大幅反落。原油高に加え、前原外相が外国人からの政治献金を受けていた問題で引責辞任したことで、国内の政治混乱が改めて意識され、一時は200円を超える安値場面も。

原油高が続けば、企業業績が圧迫されるとして売りが続いているようで、先物への断続的な売りもあったとか。サウジアラビアでのデモも予定されており、中東情勢の先行きは依然として予断を許しません。

それでも今日の下げは、説明がつかず、足元のファンダメンタルズとは逆の方向との見方もあるようですが、株は6ヶ月先を見越して動くので、足元のファンダメンタルズでは判断できません。

衆議院が解散に追い込まれるかどうかは別としても、政治的混乱には一段と拍車が掛かっており、日本の将来など見通せる状況ではありません。

明日の参考銘柄は、
2052    協同飼料
2211    不二家
2286    林兼産業
5009    富士興産
5391    エーアンドエーマテリアル
6331    三菱化工機
6335    東京機械製作所
6445    蛇の目ミシン工業
6703    沖電気工業
6801    東光
6803    ティアック
8260    井筒屋
9972    アルテック

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NY市場急伸で日経平均も大幅高、が後場は失速

4日の日経平均は107円高、値上がり968銘柄、値下がり518銘柄と、NY市場が景気指標の好調から急伸したのを受け、また為替相場が円安方向に振れたため、大幅高。が、後場は失速し、上げ幅を縮めて終了。

今夜は米国の2月雇用統計の発表があり、好調が予想されているものの、この結果を見極めようと様子見気分もあったようです。

円相場も下落し、特に円ユーロ相場は、欧州中央銀行のトリシェ総裁が4月にも利上げに踏み切る姿勢を示したため、ユーロが対円で急伸。アジア市場も全面高だったことを考えれば、もっと上昇してもいいところか。

ただし、原油相場は依然高値圏にあり、リビアをはじめとした中東情勢が改善したわけではなく、注意が必要。

ナトリウムを使用した新しい蓄電池を開発したと伝えられた住友電気工業電工(5802)が急伸。

来週月曜日の参考銘柄は、
1813    不動テトラ
1814    大末建設
1826    佐田建設
1861    熊谷組
1888    若築建設
1890    東洋建設
1919    エス・バイ・エル
1929    日特建設
2211    不二家
2286    林兼産業
3408    サカイオーベックス
5476    日本高周波鋼業
6317    北川鉄工所
6335    東京機械製作所
6393    油研工業
6771    池上通信機
6796    クラリオン
8260    井筒屋

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リビア停戦報道で反発も、勢いは足りず

3日の日経平均は93円高、値上がり1,268銘柄、値下がり262銘柄と反発。NY市場が雇用指標の改善を手掛かりに、小幅ながらも反発したことを受け、前日の下げが大きかったことも加わって、寄り付きから上昇して始まりました。引け近くには、リビアのカダフィ大佐がベネズエラ大統領の和平案を受諾したと報じられたことで上げ足を速め、ほぼ引け高での終了となりました。

が、前日の下げ261円に対し、今日の反発は93円高で、商いも19営業日ぶりに20億株を下回り、反発の勢いは足りず、中東情勢の先行き不透明感は依然として拭えません。

3月期決算の権利落ち日が近づき、配当の権利取りを狙った個別物色も活発化しているようです。アステラス製薬(4503)、日本水産(1332)といった高利回り株が上昇し、NTT(9432)は連日で昨年来高値を更新。

任天堂(7974)の新型ゲーム機3DSが好スタートで、関連銘柄のコナミ(9766)が急伸。が、本家の任天堂、ゲーム機受託製造のミツミ電機(6767)、ホシデン(6804)は安い。ちなみにホシデンは減益決算ながら高利回り。

明日の参考銘柄は、
1916    日成ビルド工業
2215    第一屋製パン
5476    日本高周波鋼業
6369    トーヨーカネツ
6393    油研工業
6445    蛇の目ミシン工業
6704    岩崎通信機
6771    池上通信機

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中東情勢警戒で原油が上昇に転じ梯子を外される

2日の日経平均は261円安、値上がり76銘柄、値下がり1,553銘柄と、中東情勢の混乱がイランにも飛び火しそうとの観測から原油相場が上昇に転じ、NY市場が急落したことを受けて、急反落。

東京市場は、円高もあってNY市場以上の下落で、下げ幅は昨年8月31日以来、約半年ぶりの大きさ。9割を超える銘柄が値下がりする全面安の展開となりました。

原油相場の上昇により、再び世界経済の減速懸念が浮上、アジア株も全面安の展開となっています。これで、前日まで3日間の上昇の8割強を帳消しにし、材料に一喜一憂するジェットコースター相場の様相を呈してきました。

突っ込み買い、吹き値売りで利益が出そうですが、その前に振り落とされてしまえば、元も子もありません。一寸先は闇です。

明日の参考銘柄は、
5476    日本高周波鋼業
6369    トーヨーカネツ
6507    シンフォニアテクノロジー
6704    岩崎通信機
7721    東京計器

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NY株高、アジア株高、原油高一服、円安で引けにかけ高い

月替わり1日の日経平均は129円高、値上がり1,244銘柄、値下がり300銘柄と3日続伸。NY市場の好調、原油の上昇一服、アジア株の堅調、円相場の円安方向への下落を受け、引けにかけて高い。あと100円ほどで、年明け後の高値を更新するところまで株価が回復してきました。

中東の情勢は依然として不透明ながら、原油の上昇が止まったことで、先行きの景気懸念、業績懸念は薄らいだようで、これで円安になればさらなる高値も期待できそうです。

が、リビアはカダフィ大佐が率いる政府勢力が反転攻勢を強めているようで、反政府勢力も核となる組織はなく、エジプトもチュニジアも今後の政治安定までには、まだまだ波乱がありそうです。

相場は、中東の当面の懸念材料を織り込み、再び景気回復、業績回復に期待した上昇相場に戻りつつあります。

国内の政局は懸念材料ですが、衆議院の解散まで相当部分まで相場には織り込み済みでしょうか。

明日の参考銘柄は、
3432    三協・立山ホールディングス
6815    ユニデン

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